和ごころ農園メルマガ/2021/6/01
風景になる仕事
今日から6月ですね。
農家の5月は本当に忙しく、 あっという間に流れていった感じです。
消防団活動の本丸?操法大会が 中止になったことで、
5月は何とか 乗り切ることができました(笑)
コロナが終息して、操法大会が復活したら
けっこう大変なことになりそうです。。
もう、戻れない。
今週は梅雨の中休みでしょうか。 天気が良い日が続きました。
助かりました〜
関東から北の梅雨入りは どうなるでしょう?
すでに夏日になる日も多いのに、
朝晩は冷えるという寒暖差が 大きくなる日が続いています。
野菜が美味しくなる方向に働いてくれると 良いのですが、
どうなるでしょうか?
人間といっしょにバテないで欲しい ところです(笑)
今週も最後までお付き合いよろしくお願い致します。
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【風景になる仕事】
先週から田植えの準備が本格化しています。
田植えする2〜3日前に、代かきと言って
田んぼをトラクターで耕しながら水平にならす作業をします。
均平がとれていると、 田植えがしやすく、
その後の水管理がしやすくなります。
これが中々に難しいんです。
機械のせいにしてはいけませんが、
僕が持っているトラクターでは、限界があり、
ちょっと凸凹の田んぼになってしまっています。
農業機械の技術も進歩していて、
やはり、最近の道具を使うと、楽に、確実に作業ができます。
ただ、「持ち手」で如何にやるか?
というのも頭を使って、
工夫して、
失敗して、
またチャレンジして
とやりがいはあります。
30年もののトラクターで奮闘しております。
さて、そんな相棒と1週間、
あちこちの 田んぼを耕して回りました。
(まだ今週もつづきますが)
日が落ちるギリギリまで作業をしていた時に
目を奪われました。
田んぼの水面に反射して、
何とも言えない風景でした。

里山の田んぼは、お米づくりすることで
綺麗な田園風景が保たれます。
みなさんがふっと思い浮かべるその田園風景。
人の営みが作っているんですね。
この中に、赤いトラクターがゆっくりと動いている風景。
作業中に、散歩していた外国人労働者の方が
スマホで写真を撮っている時に
僕が風景の1部になれる仕事がお米づくりであり、
農業なんだなと
改めて感じました。
風景を作るだけでなく、
風景になることもできるんですね。
お金という価値化は難しいですが、
何らかのものが享受できないものかと
下心も芽生えてしまったり。。
日曜日から始まった1000本プロジェクトの
田植えでも、田んぼに入って、
1本1本大切に植えることで
色々と感じ取ってもらえたらうれしいなぁ
と、感じた週末でした。
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【田んぼと畑のようす】
今週1週間は田んぼに集中でした。
お米づくりと野菜づくり両方やる農家は
この時期、頭がグルグルしています(笑)
田植えは、亀の尾ともち米が終わりました。
今日、ササニシキの田植えをする予定です。
そして、週末にかけて、黒米、赤米と続いていきます。
並行して、
さつまいもの植え付け
きゅうり定植、
ズッキーニ第2段の種まき
トマトの管理
野菜の収穫
草刈り
と、猫の手も借りたいくらいでした。
実際、野良猫はおしっこをするので嫌いですが(笑)
また、先週から家の前の無人販売所
ごろごろ小屋をオープンさせました。

少しずつ、認知されて、
地元の方にも食べてもらえたら
嬉しいなと思っています。
内装がまだまだ完成していないので、
こちらは時間ある時に、
しつらえていきます!
今週で田植えもひと段落します。
気合入れて、頑張っていきます〜!
今週も最後まで読んでくださりありがとうございます!